商品を売るには、「信頼と共感が重要」と何度もお伝えしているのですが、
- なぜ私がそこにこだわるのか
- なぜ良いものを作っているだけではダメなのか
今こうして、売れる動画作りをサポートさせていただけているのも、私自身が紆余曲折を経てこれまで沢山失敗して来たからこそ、申し上げられることなのです。
少し恥ずかしいお話しが続きますが、どうぞお付き合いください。
若手時代→理想を追求したキレイな動画を作るもボロ負けする
マドンナのミュージックビデオに感動し、大学の卒業旅行でロサンゼルスに。
憧れのユニバーサルスタジオやワーナーブラザーズスタジオで「もうこれしかない!」と映像業界の門を叩いた私。
落ちこぼれでようやく転がり込んだ会社では最初広報をやっていました。
やっぱり制作の仕事をしたいと思って、テレビショッピングに転職しました。
プロデューサーとして番組の企画や制作、予算管理を行っていました。
実際の現場はというと・・・
当時クリエイティブ志向が強かった私は理想を追求し、美しいもの、キレイな動画を作ろうとしていました。
でも売り上げは散々。。。ぼろ負けでした。
映像はキレイなだけではダメ!
番組終了後までにお客様に電話を掛けていただくものでなければ失敗!
「キレイなだけではダメなんだ・・・」
本来負けず嫌いだったので、ここで売り上げを上げるための方法を徹底的に研究し制作しました。この時、「売れる動画」とはどう言うものかのコツを掴みます。
売り上げ達成!→夢の職場へ転職・・・が、過酷な現場で心身がボロボロに
テレビショッピングで目標の売り上げを上げられるようになった!
チームの体制もバッチリの状態が作れた!
・・・でもなんかつまらない。
私がしたかったのは、クリエイティブな仕事のはず・・・!
30歳だからキャリアを変えるならまだ間に合うはずと、ずっと熱望していたミュージックビデオやCMを制作する現場の仕事に就きます。
30歳からのAD生活は想像以上にキツく、ろくに睡眠もとれず何時間にも渡る過酷な労働環境で心身ともにボロボロになり、結局体を壊し会社は辞めました。
自分で商品開発を行う!→・・・が、売り先が見つからない!
2年ほど単発のコンパニオンや受付、短期販売派遣などのリハビリ期間を経て、仕事の合間に「グラフィック」、「Webデザイン」の学校に通いました。
しかしそこでデザイナーの師匠に言われます。
「あなたはデザイナーには向いてないよ。」
「え!?今デザインの勉強してるのに?」
「あなたはプロデューサーの方が向いている。」
釈然としないまま、学校卒業後、Webデザイナーに転職し、その後フリーに。
でも、やはりデザイナーの先輩は鋭い眼力をお持ちでした。言ったとおりになっています。
リハビリ期間に手伝ったアートイベントの縁で、台湾の日本法人の設立を手伝うことになり、2年間在籍しました。
結局その法人は解散するのですが、「メイド・イン・ジャパン」って、世界に通用するブランドなんだ!
日本人の「こだわり」や「美意識」は世界基準だ!
「日本の魅力を海外に発信したい!」と自分で法人を設立し始めました。
着物の帯を使ったカバンをメーカーさんのご協力のもとサンプルができ、よし売り出すぞ!と思ったものの売り先が見つからない・・・
「そうだ!アメリカの展示会に出そう。」と調べてわかったことは、アメリカの展示会と日本の展示会は違うこと。
日本の展示会は出店していれば、卸先の会社さんに出会えることもあるが、アメリカの場合は先にアポをとって、展示会で商談するスタイル。
アメリカに知り合いがいない私はアメリカ視察であるコンサルタントに出会います。
意気揚々と渡米→…NYに渡るもアメリカでは売れないと強烈なダメ出し!
NYを視察することに決め、NYにいるコンサルタントを頼って着物のバックを持って15時間かけてアメリカに渡った私。
しかしそのコンサルタントから強烈なダメ出しをくらいます。
「それ売れないから辞めたほうがいいよ。」
「え!わざわざNY(くんだりまで)に来たのに???」
「物販向いてないよ。動画の仕事やんなよ。」
「え?着物バック売りに来てるのに???」
「クラファンの動画の第一人者になりなよ。」
そうそのコンサルタントとは、クラウドファンディングの第一人者の板越ジョージさん。
このご縁がきっかけでクラウドファンディングの学校、クラファンカレッジの動画講師をすることになりました。
「ん?突然クラウドファンディング??」とお思いかもしれませんが、実は
- テレビショッピングの売る手法も
- クラウドファンディングで支持を得る手法も、
どちらも人を呼びよせる「信頼」と「共感」という共通点で結びついているのです!
クラウドファンディングはただお金集めのツールに非ず!
「クラウドファンディングって、力が無い人がお金を集めるためのツールでしょ?」と良く勘違いされるのですが、いえいえとんでもない!
実はこんなポテンシャルを秘めているのです。
- テストマーケティングとして使える
- 予約販売サイトとして使える
- 在庫を抱える必要がない
- メディアから取材が来る
- 新たな卸先が開拓できる
- 顧客リストが手に入る
- ファンが獲得できる
このように、クラウドファンディングはあなたのサービスの魅力を広く知ってもらうための優れたツール。これを有効活用しない手はありません。
そして、ここでも重要になるのが多くの人の「信頼」と「共感」を得るための仕組みなのです!
これから商品開発をされる企業様は、まずはプロモーション動画と、クラウドファンディングを組み合わせて活用することを強くおすすめしています。
生き残りのためにも、動画を活用したい!だけど相談できる相手がいない!そんなあなたへ。
2018年の1月岡山県にクラファンの動画講座で伺ったところ、想定を上回るお客様に来ていただき、急遽席を作ることに。動画への関心の高さにびっくりいたしました。
参加されたお客様がおっしゃっていたのが、
- 地方の生き残りの道として、ECショップがあるが、売り上げは頭打ち。
- 動画は有効な方法だと分かっているが、なかなか相談できる人がいない。
- 動画をお願いするにも、どの会社にお願いしてたらいいのか分からない。
というお悩み。
そこで、企業様向けにクラファンと動画制作のコンサルティングと制作パッケージをご提案したところ、すでに口コミで宣伝いただき、販売ページを公開する前に販売予定数はいっぱいになってしまいました。1回目のご予約は一回締め切らせていただくことに。
ご依頼をいただいた順に現在対応させていただいておりますが、クラウドファンディングと動画の組み合わせは最強だと改めて実感しています。
また、話題の動画ですが、撮影方法を教えている講座は多いですが、「売れる」構成を教えている講座は実はなかなかありません。
こうして、現在の私のお仕事に繋がりました。
企業様の実現したいことをまずお聞かせいただき、マーケティングのツール・クラウドファンディングを有効的に使う戦略はもちろん、拡散や商品の売り方、ブランディング、卸先に至るまで、全てカバーしサポートいたします。
プロモーション動画とクラウドファンディングを上手に使って、あなたの大切な商品やサービスを一緒に作っていきませんか?